鍼灸治療
「鍼灸治療」についてご説明しましょう。
まず鍼灸治療、特に鍼治療は運動器系、神経系、循環器系など多くの症状に対して治療効果があると「世界保健機関（WHO）」も認めている治療法になります。
西洋医学が進歩する中、その効果と安全性が現在でも注目されています。
簡単に鍼灸治療をご説明すると、痛みやコリなどの患部もしくは経穴（けいけつ＝ツボ）に「鍼」、「灸」を施し、皮膚や筋肉にごくわずかな傷をつけ刺激を加えます。
身体は鍼灸で新たにつくられた「傷」を治そうとし、細胞が活性化します。
結果、自然治癒力が活性化して、患部の苦痛を緩和するとともに、免疫力、予防力を高めるものです。
鍼治療で使用する鍼について
鍼治療というと注射をイメージして真っ先に「痛み」を思い浮かべる方が多いと思います。
ですが、鍼治療で使用する鍼は注射のそれとは異なり、刺しても痛みはほとんど感じません。
これは、太さと先端の形状に秘密があるからです。
注射針の太さは、0.7mm～0.9mm。これに対して鍼灸で使用する鍼の太さは、0.14mm～0.34mmと１/３以下の細さになります。
加えて注射針は、皮膚と血管を破る目的で先端がナイフのように斜めにカットされていますが、鍼灸で使用する鍼の先端は松葉のように丸く、皮膚や筋肉の組織をかき分けて入るように加工されています。
ほとんど痛みを感じることがありませんが、それでも心配な方には「試し鍼」を打つことも可能です。
お気軽にご相談ください。
鍼灸治療の適応例
金子鍼灸接骨院で鍼灸治療を行うことの多い症状や疾患をご案内します。女性の患者さまが多く、更年期や婦人科系疾患のトラブルをかかえた方が多くいらっしゃいます。
| 神経系疾患 | 神経痛・神経麻痺・痙攣・めまい・頭痛・不眠・ノイローゼ 他 |
|---|---|
| 運動器系疾患 | リウマチ・頚肩腕症候群（けいけんわんしょうこうぐん）・頸椎捻挫（むちうち）・四十肩・五十肩・腰痛 他 |
| 循環器系疾患 | 心臓神経症・動脈硬化症・動悸息切れ 他 |
| 呼吸器系疾患 | 気管支炎・喘息・風邪・風邪予防 |
| 消化器系疾患 | 胃炎・消化不良・下痢・便秘・肝機能障害・胃十二指腸潰瘍 他 |
| 代謝内分泌系疾患 | バセドウ氏病・糖尿病・痛風 他 |
| 生殖、泌尿器科系疾患 | 膀胱炎・腎炎・前立腺肥大・背機能障害 他 |
| 婦人科系疾患 | 更年期障害・生理痛・月経不順・冷え性 他 |
| 耳鼻咽喉科系疾患 | 中耳炎・鼻炎・蓄膿症（ちくのうしょう）・耳鳴り 他 |
| 眼科系疾患 | 眼精疲労・疲れ目・かすみ目・ものもらい 他 |
| 小児科系疾患 | 小児神経症（夜泣き・かんのむし・消化不良 他） |
| 皮膚科系疾患 | 蕁麻疹（じんましん）・ヘルペス・帯状疱疹・おでき 他 |
| アレルギー系疾患 | 気管支喘息・アレルギー性鼻炎・眼炎 他 |
※ スマホをご利用の場合、表中をスワイプすることで、表全体をご覧になれます。
鍼灸治療はこんな方にオススメです
- 腰痛、肩こり、ひざの痛みに悩んでいる
- めまい、疲れが抜けきらない
- 慢性的な痛みが取れない
- リウマチで辛い
- 動機や息切れがひどい
- 更年期障害など、婦人科系の疾患を治したい
- アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー症状を改善したい
- 神経痛、痙攣を改善したい
- 投薬にあまり頼りたくない
鍼灸治療 施術費
| 治療区分 | 身体部位 | 費用 | 施術時間 | 鍼灸数 * |
|---|---|---|---|---|
| 鍼灸治療 | 局所 | 2,000円 | 10分 | 8本 |
| 部分 | 3,000円 | 20分 | 16本 | |
| 半身 | 4,000円 | 30分 | 24本 | |
| 全身 | 5,000円 | 50分 | 32本 | |
| 冷え性改善治療 | 症状により変動 | 2,000円 | 20分 | 症状により変動 |
| 花粉症改善 | 症状により変動 | 2,000円 | 20分 | 症状により変動 |
| 女性ホルモンバランス | 症状により変動 | 2,000円 | 20分 | 症状により変動 |
| 逆子治療 | 症状により変動 | 2,000円 | 20分 | 症状により変動 |
※ 鍼本数については、目安の本数となります。患者さまの状態により多少本数が増減します。
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