むち打ち症治療

金子鍼灸接骨院院長金子健一

むち打ち症は、正式には「頸椎捻挫（けいついねんざ）」と呼ばれ、首の捻挫となります。捻挫は、接骨院を営む柔道整復師の専門分野です。

ただし治療は接骨院だけで可能というわけでもありません。整形外科の医師との連携があって初めて治療が実現します。治療中の整形外科の先生とも連携をとって治療いたしますので安心してください。

なかなか治らず悩んでいる方にも、院より徒歩２分のところにある整形外科と連携しておりますのでご安心ください。

金子鍼灸接骨院では、柔道整復師手の施術に加えに加えて「鍼灸師」、「あんまマッサージ指圧師」の資格を取得しており、患者さまの容態やご要望に合わせたきめ細かい施術が可能です。

また当院は、「公益社団法人東京都柔道整復師会多摩中央支部」に所属しており、交通事故に特化した「渋谷アクア法律事務所」と提携しております。整形外科医と連携した交通事故によるケガの治療はもちろん、保険請求手続きや事故全般についてサポートも可能です。

お悩みがあればご相談ください。

こんな方は、ご来院ください

むち打ち症の患者さま

交通事故で負ったケガがなかなか良くならない
交通事故治療の専門家による治療を受けたい
待ち時間の少ないところでじっくり診てほしい
仕事帰りに通院したい
妊娠しているけれど治療を受けたい
保険会社とのやり取り、手続き面も一緒にサポートしてほしい

むち打ち症ついて

むち打ち症は、正式名称「頸椎捻挫（けいついねんざ）」と呼ばれています。

成人で重さが５～６キロと言われている頭部を支える首は、常に負荷がかかる部位でもあり、前後方向、左右方向に可動する背骨のなかでもいちばん柔軟な動きをする部位になります。

むち打ち症は「追突事故」などの交通事故において、頭を支える首がムチのように大きく振られ許容範囲を超える力が加わり、頸椎をねんざしてしまうものです。

自動車事故（追突）における「頸椎捻挫（むちうち）」発生経過

前にも触れましたが、首は普段の生活を送っているだけで常に負荷がかかる部位です。
このため筋肉や筋に腫れ、熱間、痛みなどの炎症を起こしやすい場所でもあります。

絶えず負荷にさらされている頸椎は、「追突事故」など外部から許容範囲を超える大きな力が一機加わると、筋肉、靭帯（じんたい）、椎間関節などを損傷してしまいます。
背骨の一部でもある頸椎の損傷は、身体全体のバランスを崩し、頸、肩、腕、手の痛みやシビレ以外にも、頭重感、吐き気、頸・背中の不快感となって心身共に悪影響を及ぼします。

金子鍼灸整骨院のむち打ち治療

金子鍼灸接骨院の交通事故治療は、患者さまそれぞれに異なる症状に対応して、早期に痛みを取り除くようオーダーメイドの治療をお約束いたします。

理学療法としては、多くのプロアスリートが使用している「マイクロアンペア治療器 REBOX（レボックス）」、「能動型自動間欠牽引装置スーパートラック ST-2L」、「大型低周波治療器 CENTRODE Leia MZ-7304」を使用しつつ、マッサージ、鍼灸治療（患者さまのご希望に沿います）、整体により筋肉弛緩を施し、事故前の身体の状態に戻れるよう矯正していきます。

むち打ち症への施術

背骨の矯正と筋肉弛緩: 頸椎とつながる背骨のすぐ際（きわ）にある多裂筋・回旋筋という小さい筋肉の弛緩を行います。そして背骨、頸椎の歪みを整えていきます。
追突により頭が前後、または左右に大きく振られることにより、頸や肩、背中の筋肉が一斉に緊張し、首や頭が動かなくなるほど筋肉が固まってしまいます。まずはこれらの筋肉を柔らかく弾力性のある筋肉にしていきます。
そして脊椎のゆがみの出ている部分に対して、指で優しく矯正を加えていきます。
骨盤・股関節の矯正と筋肉弛緩: むち打ち症の治療では、身体の土台、頸椎・背骨の土台である骨盤を整えることも必須です。
ゆがんだ骨盤を放置していれば、いくら施術を繰り返してもなかなか治りにくくなります。
股関節周りの筋肉の硬直をゆるめ、正常な骨盤へ戻します。
肩関節・肩甲骨・背骨の矯正と筋肉弛緩: 姿勢を保持している脊椎起立筋と腰骨と背骨についている筋肉を緩めることにより、いちばん硬直している頭と背中、頭と肩における痛み、頭重感、不快感を漸進的に軽減していきます。
いちばん症状の重い首や肩、肩甲骨の位置を補正し、筋肉の弛緩を行っていきます。
首に近い肩周辺の血流を増幅させ、捻挫をおこしている頸椎の自然治癒力を向上させていきます。
頸椎の矯正と筋肉弛緩: いよいよ患部となる頸椎に対する施術です。
患部は特に周辺筋肉が痛み等をかばうために緊張状態にあります。
強い矯正や施術は、筋肉の緊張や痛みをかえって強めてしまします。
自分の首や頭の重さといった自体重による柔らかい施術によって筋肉への施術を行い、頸椎を構成する骨の位置をたしかめ補正しつつ、矯正していきます。
頭の矯正: 最後に頭を身体の上にまっすぐ載るように置を矯正と、頭蓋骨のゆがみも整えて行きます。
直接頭を支える頸椎２番の矯正をした後、下部頸椎の矯正を行います。
頭蓋骨に優しくアプローチすることで、スッキリとした感覚を感じていただけます。
鍼灸治療: 手技による施術の他に患者さまのご要望に応じて、首筋の張りや緊張、硬くなった肩のコリや硬結など手技では届かないところを鍼灸による治療を行っております。
鍼灸治療に抵抗がなく、効果を持続させたい方に向いている治療になります。
お気軽にお申し出、ご相談ください。

理学療法治療機器

マイクロアンペア治療器 REBOX(レボックス）: プロのスポーツ選手、アスリートも使用しているマイクロアンペア治療器です。
痛みのある患部に通電し、損傷の程度が判るとともに異常のある部分だけに治療を行います。「レボックス」の治療方法は、患部の一連のポイントを棒状電極によるパルス電圧で刺激。その刺激により組織の緊張を緩和し、局部毛細血管内の血流増大、浸透状態の正常化、リンパ排液の改善を図ることで、痛みを和らげます。
捻挫、肉離れなどのスポーツ傷害に大きな効果を発揮する他、肩こり、関節痛やリウマチ性の症状からくる痛みなども大きく改善されます。
左図左下　最大－１０℃～３０℃の直接冷却が可能な冷却ヘッドを持つ「冷却治療器スーパークリオ600」と同時治療することにより、細胞の活性がさらに高まり、急性から慢性痛まで効率よく治療可能になります。
高周波治療器 CUBETRON ES6: キューブトロンは、2700Hzの周波数帯を複合させた高域変調多重複合波形を採用した「高周波治療器」です。
従来の低周波および中周波治療器と違い、最大約120万Hzの極めて高い周波数と高電圧(M-Cube波)により皮下の約12cm以上電流が深達します。
身体の深い所まで高周波電流が到達することで、インナーマッスルへの刺激が出来、なおかつ固まってしまった関節へのアプローチが実現します。
ピーク時には高周波領域になり低周波領域が低減、皮膚抵抗（施術時の「ビリビリ感」）が少なく、最大の電流を流すことが可能なため、筋肉をソフトに治療することができます。
交通事故によるむち打ちの治療にも有効で、超音波治療器とのコンビネーション治療に最適な電流波形となります。
能動型自動間欠牽引装置スーパートラック ST-2L: ミナト医科学株式会社の掲載記事を使用して、ご説明致します。
トラックタイザーTC-C1は、従来の頸椎牽引治療装置とは異なり、シートのチルティング角度を制御することで治療部位に適した牽引ポジションを提供します。加えて、牽引ポジションの高い再現性が継続治療の効果を促します。
頸椎の牽引治療では、牽引角度によって牽引力が作用する部位が変わります（下表）。従来の牽引装置は上部のアームを伸縮させることにより、牽引角度を変化させる構造でした。そのため、牽引力が加わるに従って上体が前傾し、設定よりも牽引角度が浅くなりがちで、適切な牽引角度の維持が困難でした。
トラックタイザーは、チルティング機構の採用によりこの課題を解決。シートの傾きをコントロールすることで、治療部位に適した角度で牽引します。